王女未央

華流ドラマ「王女未央」19話~21話・感想レビュー

第19話「負けられない勝負」

第19話 概要

李未央と李常茹は皇后の宴席に招かれます

そこで李未央は自分は一歩下がって李常茹に華を持たせました

二人だけが招待されたことを知った李長楽は再び嫌がらせをする

第19話の出来事

皇后の宴席で舞を披露する李常茹と、李常茹のために琴の演奏をする李未央

見事だと皇后も大喜びで、二人に褒美を与えます

拓跋余(南安王)にも褒められてすっかりご機嫌の李常茹

しかし自分だけが招待されなかった李長楽は李常茹に嫌がらせをします

泣いている李常茹を慰める李未央は伯母の温儀に手を組まないかと提案する

ある日、李長楽が温儀の居室にやってくると、妹の李常喜が薬を飲んでいます

八珍湯で美容にきき肌がつやつやになるのだと言われ気になる李長楽

一方で李敏徳の義母の周雪梅が出かけるというので李未央は護衛に君桃を付けます

李敏徳は仕事で遠くに行っていたのでした

しかし、周雪梅は道端で倒れている妊婦(変装した叱雲柔の侍女)を助けて、はやり病をうつされ病に倒れる

遠くに行っている李敏徳は刺客に襲われます

☆李敏徳の出世の秘密

出先で笛を吹いていたらある男から貴方は可汗(遊牧民族)の柔然の王子だと言われます

人違いだと突っぱねる李敏徳ですが、その笛が証拠だと言う

実は李敏徳は迷子になっていたところを周雪梅の親戚に連れてこられたのだそうです

その子を引き取って自分の息子として育てたのでした

その頃からこの笛を持っていたそうです

どこにでもありそうな笛だけど、持ってるだけで王子と言うのはちょっと・・・でも多分王子なんでしょうね

☆君桃が何かしかけた?

李尚書の部屋に行って書物に何か仕掛けています

この回では君桃が何をしたのかは分かりませんが、一体なんだったんでしょうか

その後、李尚書が書物を読んでいるシーンがありましたが・・・

第19話の感想

李長楽が本当に嫌な奴

温儀の方が伯母で年上なんだけど、身分的には長楽の方が上だから何も言えないのかな

自分の娘を目の前でいじめられてかなり悔しいと思うのですが、今後は李未央と手を組んでやり返すようです

出雲家がさっさと落ちぶれてくれないかしらって毎回思ってしまう

前回では李常茹の事を食えない女だとさげすんでいたけど、今回は拓跋余(南安王)が心から李常茹の事を褒めていたので満更でもなさそうです

踊りはともかく、李常茹やっぱりお綺麗ですね

個人的には君桃も綺麗なので、一度ひらひらの衣装着てるところ見てみたいです

そして拓跋迪は完全に李敏徳のとりこですね。

李敏徳ラストあたりで刺客に襲われていたけど、多分生きているでしょう

周雪梅はヤバそうだけど

第20話「正義を求めて」

第20話 概要

叱雲柔の仕業で李敏徳は行方不明、周雪梅は病気になりました

李未央はお見舞いに行き、周雪梅から息子の李敏徳の世話を頼まれる

それと同時に父親の李尚書の具合も悪くなり・・・

第20話の出来事

病にかかる周雪梅ですが、息子の李敏徳と李未央の心配をします

常に冷遇されてきた温儀と娘たちは叱雲柔の失脚を狙っています

そして侍女の紫煙の件は李常茹の仕業でした

李常茹は李未央すら利用していることに少し罪悪感を感じているみたいですが、それでも拓跋余(南安王)との結婚にこぎつけるためならと自分を奮い立たせる

周雪梅の病気は叱雲柔のせいだと気づく李未央

同時に具合が悪くなった李尚書の体から毒が発見されます

君桃が書物に毒の粉を振ったからなのですが、李長楽のせいになります

しかも李未央を貶めるために父親に毒を盛ったとされてしまいます

長楽は死のうとする芝居を打つが失敗、逆に刀を振り回し父親を怪我させます

怒った李尚書は娘の李長楽を農場に送ってしまいます

ネズミやゴキブリが出るような粗末な小屋に追いやられる長楽

☆罠にハマった李長楽

病気の父親に取り入ろうと李常喜から貰った八珍湯を作って渡します

しかし八珍湯ではなく、毒を追加した九珍湯でした

長楽は無実を訴えますが、部屋から毒が出てきます

李未央はここぞとばかりに庭に埋められていたと呪いの人形を差し出します

さらに叱雲柔の庭から解毒の薬草が大量に見つかります

これにより、叱雲柔がわざと毒を飲んで、李未央に罪を被せようとしたことがバレました

李長楽は潔白を証明しようと死のうとする芝居をしますが、君桃から「死ぬなら死ね」と剣を叩きつけられます

錯乱状態の長楽は剣を振り回し李未央に襲い掛かるが、逆に李尚書に怪我させてしまう

怒った父親に農場に送られました

☆すべては君桃の仕業

君桃は李尚書の読む書物に毒を仕込んでいたのでした

死なない程度に量は加減したと言いますが、勝手なことをしたと李未央から怒られてしまいます

ただ叱雲柔には李未央の仕業だと思われてしまいましたね

☆ホクホク顔の温儀と娘たち

李未央は無実の罪を着せるのは気が進まないと言います

これにより得をしたのは温儀と李常茹です

ただ李未央の聡明さに舌を巻く二人

温儀は李未央を敵に回してはいけないと娘に言いつけます

李常茹も敵に回らない限りは仲良くするつもりだと微笑みます

第20話の感想

この回は胸がすくというかザマアな展開で良かった

やられっぱなしだと見ていても嫌になってくるもんね

良く知らないけど、一度家から追放されるともう会えないというのが既定路線なんだろうか・・・李尚書も長楽の事は諦めろとか言ってたし

まあ、このままだと終わるんで多分戻ってくるんだろうと思う

李常茹って最初の頃はどんくさいお人好しかと思っていたけど、全然違いましたね

母親が温儀だからやはりあの母親の子です

計算高くて、ずる賢くて、ちょっと怖い女性になってきました

この屋敷で天然でおバカなのは祖母と李常喜だけか

李常喜の部屋を調べて来いと言われて、皿を八つ並べて「八つしかありません」はさすがに雑すぎて笑ってしまった

第21話「心の痛み」

第21話 概要

李敏徳は助けられて介抱されている

李敏徳が屋敷に戻ると義母の周雪梅のお葬式が行われている

義母の最期に立ち会えなかった事で荒れる李敏徳

第21話の出来事

行方不明の李敏徳を心配する李未央と拓跋迪

李敏徳は柔然の王子らしいがその家臣に助けられていた

一方屋敷で拓跋余(南安王)と会った李未央は、拓跋余(南安王)から身分の高い自分と結婚すれば力を持てると打診される

あまり乗り気じゃない様子の李未央

その現場を偶然目撃してしまう李常茹

目を覚ました李敏徳が屋敷に戻ると義母は亡くなっており悲しみに暮れる

荒れる李敏徳を慰め元気づける李未央

魏国では拓跋翰(東平王)が涼の国の者たちを奴隷としてこき使い銀山を掘り当てました

これがあれば太子になれるとほくそ笑む

李敏徳は義母が亡くなったのは病気ではなく叱雲柔の仕業だとそれとなく気づいている

李未央は李敏徳に分家を申し出てこの屋敷から離れた方が良いと忠告しますが、李敏徳はそれを拒否しました

そして夜中に叱雲柔の居室に忍び込み、襲おうとします

☆拓跋余(南安王)が李未央にプロポーズ

プロポーズというロマンティックなものではないです

愛しているというよりは、お互い利害関係が一致してるからいいじゃないかという感じです

この場面を李常茹は目撃していますが、そこまで慌てていません

拓跋余(南安王)の性格をよく見抜いています

天下にしか興味がなく李未央が王に気に入られているから結婚を打診しただけだと言っています。

自分が李未央よりもさらに利用価値があると認めてもらえば良いだけだと考えます

☆李長楽に愛のムチ

叱雲柔は侍女が長楽様に必要なモノを贈りましょうと提案しますが、叱雲柔は拒みます。

2度も李未央にやられた長楽です

甘やかしすぎてしまい打たれ弱い子になったと嘆きます

母親なりにここらで少し苦労させた方が本人の為だと考えました

☆拓跋翰(東平王)と涼の国

戦いに敗れた涼国の人たちは奴隷としてこき使われていました

拓跋翰(東平王)はそこで銀山を掘り当てて、これだけの大金があれば太子になれると考えます

しかし、涼国の人たちからこの事が漏れたら大変です

かと言って皆殺しにしてしまえば自分の評判が落ちてしまいます

そこで奴隷を皆殺しにすると嘘の情報を流します

これを聞いた涼国の人々は脱走をしました

拓跋翰(東平王)の思惑どおりです

脱走という罪を犯したから殺したのだと説明が出来るわけです

第21話の感想

李敏徳が悲しいのは分かるけど、1か月経ってもまだ昼間っから酒飲んで荒れているとかさすがに何歳よって思います

叱雲柔なんて息子を失って次の日にはもう李未央に復讐実行していたからね

李敏徳が森みたいなとこで笛を吹いて、すぐに柔然の家臣みたいなのが飛んでくるのも笑える

ずっと見張ってるのかよってツッコミたくなりました

しかも「俺は一人だ」とかって嘆きながらも、次のシーンでは「俺が信用できるのはもうお前しかいない」なんて李未央に言ってるし・・・一人じゃないじゃんって

回を追うごとに李常茹の恐ろしさが際立ってくる

最初の頃は恋する乙女みたいな感じだったのに、すごい策略家

しかも登場人物の女性陣の中で一番冷静

この人が本気出したら長楽なんてチョロいんじゃないでしょうか

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