第16話「呪いと嫉妬」
第16話 概要
呪いをかけたと疑いをかけられ監禁される李未央
父親の李尚書も叱雲柔の言い分を信じてしまいます
しかし安平県主となった李未央を簡単には殺害できません
第16話の出来事
叱雲柔を呪い殺そうとしたとして李未央に疑いが掛かります
李敏徳の義母の周雪梅や祖母が庇いますが、李未央は君蘭院で監禁されます
叱雲柔は実は自ら毒を飲んで命がけで李未央を陥れたのでした
李未央は今や安平県主なので妙な殺し方は出来ず、村に戻すことも出来ず、叱雲柔は悩みます
李尚書は病気になったと噂を流して手を下そうと計画します
嫉妬に狂った長楽は李未央と侍女を拷問にかけ、李未央の大切な拓跋濬(高陽王)との思い出の扇子を奪います
李常茹も助けようとやってきますが、格子戸越しに会うのがやっとです
仕事で遠くに行っている李敏徳は嫌な予感を感じて、仕事を早く済ませて戻ろうと頑張ります
長楽はここぞとばかりに、拓跋濬(高陽王)の屋敷へ行きアピールします
拓跋濬(高陽王)は李未央に会いたくてたまりません
そこへ李常茹から李未央を助けてほしいと手紙が来て、拓跋濬(高陽王)は表向きは叱雲柔の見舞いと称して李家にやってきます
☆長楽がエグすぎる
長楽は李未央が男物の扇子を大切にしている事を知ります
その扇子は拓跋濬(高陽王)との思い出の物なのですが、李未央は機転を利かせて、村にいたときに贈られたものだと嘘をつきます
長楽はそれを信じて、拓跋濬(高陽王)の前でわざと見せ、李未央が村にいたときに恋仲だった男に貰ったもので大切にしていると言いふらします
長楽は村に恋仲の男がいるなら李未央を諦めるだろうと考えたみたいですが、拓跋濬(高陽王)は自分との思い出の扇子を大事に持っていてくれたと感動します
しかし扇子の持ち主を突き止めるために、李未央と侍女への拷問がエグすぎる
立ったまま縛られている君桃が心配です
☆呪いを信じる父親
呪いとか信じているのが滑稽ですね
この父親も酷すぎないか?
名門の家の長として非情なのは仕方ないとしても、あまりにもバカすぎて・・・
きっとこの屋敷は陥れられたり、冤罪だらけだったんでしょうね
実の娘をこんな簡単に殺す命令下すものなんだろうか・・・愛情なさ過ぎて
祖母の人とは全く似てないよね
第16話の感想
李未央と君桃がかなりひどい目に遭ってるけど、なぜかポカポカと蹴られただけの侍女が死にかけて瀕死の重体ってちょっとウケる
周雪梅と李未央の実母の七姨娘は本当にいい人なのが救い
早く助かって欲しいし、拓跋濬(高陽王)が早く気づいて欲しいし、李敏徳に早く帰ってきて欲しいです
拓跋濬(高陽王)に手紙を送ったのは李常茹ですよね、ナイス!
もうこの際、叱雲柔と李長楽だけでなく、李尚書と拷問に加わった侍女全員処罰して欲しいですね
特に李未央の事を目の敵にしている叱雲柔のお付きの侍女が一番ムカつく
第17話「愛の告白」
第17話 概要
李未央は殺されかけますが、拓跋濬(高陽王)がギリギリのところで助けに来ます
またしても叱雲柔と李長楽は李未央に負けました
そして拓跋濬(高陽王)は李未央を呼び出して告白をするが・・・
第17話の出来事
拓跋濬(高陽王)は李家にやってきて、ギリギリのところで李未央を助けます
李未央は首をくくられ吊るされるところでした
侍女と君桃も無事に救出されます
叱雲柔と長楽は李未央は村の男と扇子を贈られるほどの恋仲になり李家に恥をかかせたからお仕置したのだと言い訳しますが、拓跋濬(高陽王)はその扇子は自分の物だと言います
長楽は李未央に騙されたと怒り心頭
そして毒まで飲んで演技した叱雲柔の計画も台無しです
その後、拓跋濬(高陽王)は李未央を呼び出して告白しますが、李未央は冷たい態度を崩さず、拓跋濬(高陽王)との思い出の扇子を窓から投げ捨てます
さすがの拓跋濬(高陽王)も心が折れて、悲しい表情でその場を離れました
しかし李未央はその後で扇子を大事そうに拾って再び袂に入れます
叱雲柔は自分達ではどうにもならないと、太子妃の所へやってきて、義娘の李未央が拓跋濬(高陽王)にちょっかいを出していると告げ口します
長楽と拓跋濬(高陽王)を結婚させたいと思っている太子妃は怒り出します
しかし、拓跋濬(高陽王)は自分の道は自分で決めると母親に反抗しました
☆李未央の気持ち
李未央は復讐を果たさなければいけないという使命があります
拓跋濬(高陽王)を好きでも、敵国の皇子であるし、何よりも巻き込みたくないと思っているようです
でも扇子まで投げられたら拓跋濬(高陽王)もショックですよね
母親との様子見る限りでは李未央を諦める気はないみたいで、応援したいですね
☆拓跋余(南安王)の野望
今回はあまり登場しませんでしたが、拓跋濬(高陽王)が太武帝のお気に入りなのが気になるようです
行動力はあっても知恵のない兄を利用して煽り、拓跋濬(高陽王)と敵対させて共倒れしないかと目論んでいるみたいです
拓跋余(南安王)のサポートのお陰で兄の拓跋翰(東平王)は辛うじて持っているみたいですね
☆李常茹褒められる
李常茹は李未央を助けてくださいと拓跋濬(高陽王)に手紙を書きました
そのことを拓跋濬(高陽王)は家臣から聞かされて李常茹にもお礼を言います
この人の目的もイマイチよく分からない
本当に李未央を思っての行動なのか、自分が心優しい事を拓跋濬(高陽王)に知らしめて、周り周って拓跋余(南安王)の耳に入るのを期待してるとかかな?
第17話の感想
助かって良かったけど、なんてベストタイミング
しかもあんな残酷に殺されかけているのに、目を覚ました途端「じゃあ」みたいな感じで帰っていくのマジで?って思ってしまった
あんまりよく分かってなかったけど、拓跋濬(高陽王)の母親が太子妃ってなってたから、太子の直系家族かと思ってたけど、夫が太子だったのか
って事は太子妃の夫が長男で次男が拓跋翰(東平王)、三男が拓跋余(南安王)?
太子妃がやたら家柄にこだわるなと思っていたら、夫を殺されたから強い者と組んで息子を守りたいんでしょうね
李未央も本当は涼国の王女なんだけど、家族殺されて国もないから後ろ盾なしか・・・
このお母さんも徹底的に二人の邪魔しそうな感じで嫌な予感しかない
第18話「手放せない想い」
第18話 概要
拓跋濬(高陽王)は李未央をどうしても諦めきれません
祖父の太武帝に好きな人がいて片想いだと打ち明けます
祖父からアドバイスをもらい、李未央を諦めない事に決めました
第18話の出来事
李家に拓跋翰(東平王)と拓跋余(南安王)の兄弟がやってきます
拓跋翰(東平王)は李長楽に会うのが目当てで、拓跋余(南安王)は李尚書に会いに来たのでした
李長楽と李常喜に嫌がらせをされてそれをやり返す李未央
李未央の頭の良さに感心する拓跋余(南安王)はすっかり李未央を気に入りました
太子妃の宴席に李未央と李常茹だけが招待されます
李常茹は以前に李未央を助けてと拓跋濬(高陽王)に手紙を送った事で特別に呼ばれたのでした
李常茹の母の温儀も女主人となって評判は上々です
娘の李常茹に長楽や李未央よりも目立って上を目指すよう言い聞かせます
李常茹は具合の悪い叱雲柔のお見舞いに行きます
そこで李未央と李敏徳と義母の周雪梅が、李未央の侍女の遺体を池に流して、李敏峰を陥れた事を遠回しにそれとなく伝えます
それを知った叱雲柔は息子はこの3人のせいで死んだと敵意をあらわにします
☆恩義が頭角を現す
新しく女主人となった温儀の評判は上々です
叱雲柔のように家柄もなく、周雪梅のように人望もない温儀は目立てなかったようです
夫も遠くに赴任しており仕事ぶりもイマイチみたいです
新しく女主人になって張り切ってますが、娘を長楽や李未央に負けないほどの地位にしたいと企んでいます
☆拓跋濬(高陽王)が諦めない宣言
祖父にそろそろ結婚をと言われると好きな女性がいると告白
李未央にオウムを贈りますが、すぐに放たれ送り返されます
今度は恋文をつけて送ります
それを知った李敏徳は負けじと自分も李未央にオウムを贈りますが、昨日放ったはずのオウムが戻ってきて李未央が飼うと言ってるので拗ねてしまいました
☆李常茹って策略家?
太子妃の宴席に招待されて、李未央を助けて良かったと言います
そして叱雲柔に李敏峰が殺害されたのは間接的には李未央と周雪梅と李敏徳だと、ものすごく遠回しに仄めかします
良い人だと勝手に思っていたけど、そうでもないのかな?
拓跋余(南安王)は李常茹のずる賢さを見抜いたみたいで、李家に来たときに李未央の事は気に入ったようですが、李常茹の事は食えない女と罵りました
第18話の感想
拓跋余(南安王)は李未央を好きというよりは、頭が良くて自分の役に立つのではと考えているようです
これは李常茹は無理かもしれないですね
この前までは結構気に入られているっぽかったのに、徐々に本性現してきた感じですね
李常喜を池に突き落としたのも李常茹みたいです
妹にバカにされている姉のふりをしていて、妹すら利用する感じが怖い
拓跋余(南安王)もそれに気づいたようでした
そして李未央は拓跋余(南安王)が頭が良くて、抜け目がないから気を付けなければと警戒し始めます
李未央の王女時代からの護衛の君桃は、李未央が拓跋濬(高陽王)に惹かれ始めているのに気づいていてそのことを懸念しています
国滅ぼした敵なんだから当然そうなりますよね