第10話(最終回)「ただ幸せになりたかっただけなの」
第10話(最終回) 概要
由香里は神野家に行き、繭美は理子と会います
警察は遺体を本物の由香里だと突き止める
3人に逮捕状が出て警察は行方を追います
第10話(最終回)の出来事
- 死を覚悟した理子は全て自分のせいにしてしまおうとする
- 警察の捜査が進み、3人に逮捕状が出て大々的にニュースになる
- 由香里は神野家に行って両親に謝罪する
- 繭美は理子に会いに行き、最後に大輔と動物園に行かせようとする
- 神野は自分を陥れようとした繭美を追いかけます
- 理子は神野に暴行された事を恨んでおり、神野を陥れたかったことを白状
- 神野と言い争いになり理子は繭美の事がずっと好きだったことを告白
- 子供がいる事を知った神野は愕然とする
- 警察が来て3人は逮捕されますが、上原は最後に理子を動物園に連れていく
- 9か月後、翠は大輔を引き取る
☆神野家のお母さんが意外
てっきり由香里を家政婦代わりにしか思ってないと思ってましたが、本物の娘のように大切に思っていたようです
とてもそうとは思えなかったけれど・・・
家族のいない由香里にとってこれは唯一の救いだったのかもしれない
本物の母親でも出てくるかと思ったけど最後まで登場しませんでしたね
☆神野が色々と最悪
学生時代に理子を暴行して、繭美も弄んだだけという
由香里と結婚した理由が最後まで分かりませんでした
自分に子供がいると知ったら一応理子に謝ろうとしましたが、その後になぜか繭美の首を絞めるという愚行にでます
大輔とは永遠に会わないでほしいですね
☆それぞれの罪は?
ドラマの中ではそれぞれが裁かれる事はありませんでした
逮捕されたところで終わりです
繭美、由香里、理子は殺人罪ですよね
崖から落とすときにまだ生きていたというシーンがあるので殺人だと思います
翠も一応罪になるのかな?
殺人には加担していないけれど、由香里に自分の身分を貸した罪とかあるのかな?
それでも執行猶予付きだと思います
神野も過去の罪は問われないのかな?
理子があの状況だから訴えも出来ないだろうし
ただ、警察が来たときに繭美の首を絞めていたから殺人未遂には問われそう
第10話の感想
何だか悲しいラストだったな
由香里の言葉で現実から逃げても別の現実があるだけって言葉が刺さった
神野は最低だったけど、義母との事は唯一良かったです
理子病気じゃなく、繭美は見栄を捨てて、由香里は育ちさえ普通だったら、3人とも悪い人間じゃないので普通に幸せになれそうなタイプなのに、不幸と偶然が重なりすぎてしまった
出所したら今度こそ本当の幸せを掴んでほしいと思ったわ
地味な役だったけど上原刑事が超優秀w
【総まとめ】
星 ★★★★(4)
ツッコミどころは色々と多かった
原作はどんな感じなんでしょうね
最後まで分からなかったのは神野が由香里と結婚した理由です
全然好きそうには見えないし、大人しいから家政婦がわりになると思ったのかな
でも家が金持ちなら家政婦なんて雇えばいいんだし・・・?でした
本物の由香里があの距離で繭美たちの計画を知ったのも無理あるな
個人的には翠が一番好きかも
この人が友達もいなくて孤独というのも謎でした
最後元旦那と再婚でもするかと思ったけど、しませんでしたね
あんなに仲のいいシーンまであったのに(笑)
次の展開が分からず結構最後まで楽しく見れました
最後の理子の告白だけはなんだそれ・・・となりました
お気に入りのシーン
- 一見親切に見えて義母の全く由香里の事を思っていない数々
- 翠が由香里相手にひとり語りしているところ。いつも切ない
- 繭美が悪人になりきれないところ
- 翠になりすました由香里が相変わらずひとりぼっちなところ
- 最後の翠の笑顔
好きな登場人物
1位 翠
死にたい理由が全然分からなかったです
寂しいのはそうなんだろうけど、一人で海外旅行ばかっかり行くようなタイプなので寂しいからって死にたいって思うのかな
病んでいたんだろうと解釈しています
登場人物の中で一番ナチュラルな感じでした
2位 由香里
生い立ちから全てが可哀想だったな
神野じゃなく、もう少し暖かい人と結婚すれば良かったのに
お金にも興味なさそうだったし、必要としてくれたから取り敢えず結婚したのかな
ホストとかにハマりそうなタイプって思ってしまいました
3位 繭美
由香里が主役かと思ったけど繭美が主役なんですね
見栄っ張りでプライドが高く、人からどう見られるかが重要
こういう人は多いと思います
そんなに良い人じゃないけど、悪い人でもないんだよね
その辺が隠し切れないシーンが好きでした
登場人物の結末
日村繭美(深川麻衣)
理子を最後に何とか大輔に会わせようとする
神野に首を絞められるが、警察が来て逮捕される
神野由香里(前田敦子)
神野家に行き義父母に謝罪する
どこに行っても逃げ場などないと悟り逮捕される
熊沢理子(石井杏奈)
末期がんに侵され、全て自分のせいにして背負い込もうとする
学生時代は神野ではなく繭美が好きだったと告白する
神野智明(毎熊克哉)
理子が自分の子供を産んだことに愕然とする
しかし自分を陥れようとした繭美を許せず首を絞めようとする
最後まで反省なしのクズでした
玉名翠(さとうほなみ)
繭美たちが逮捕された9か月後
施設にいる大輔に会いに行き引き取ります