2021年放送(全10話)
ジャンル | 恋愛サスペンス |
脚本 | 奥寺佐渡子、清水友佳子 |
出演 | 吉高由里子、井浦新 |
視聴媒体 | DMM TVにて視聴 |
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/saiai_tbs/
「最愛」概要
田舎で祖母と父親と年の離れた弟の4人で暮らす梨央
素朴で明るい子に育ちます
ある日、父親の働く大学の寮に行き、そこに出入りしていた渡辺康介に乱暴されそうになります
梨央が目を覚ますと父親の様子がおかしく、そして康介は行方不明者となる
モヤモヤした気持ちのまま過ごす梨央ですが、父親が突然死して東京の母親の元に引き取られ、優と離れ離れとなります
その後、東京で渡辺康介の父親の渡辺昭が殺害され、同時に康介の遺体も発見される
参考人となった梨央の元にかつて寮に暮らしていた宮崎大輝が刑事として現れる
このドラマのポイント・雰囲気
- 真相が最後まで分からない
- 壮大な家族愛
- 元同級生の再会
- 刑事と容疑者の関係
- 尽くしてくれる男性
- 兄弟愛に泣ける
各話のあらすじ感想
1話~3話、4話~6話、7話~9話、10話(最終回)と総まとめ
「最愛」登場人物
それぞれの愛が本当に深い
麻宮(真田)梨央(吉高由里子)
高校までは祖母と父と異母弟と田舎で暮らす
大学受験日に父が亡くなり、東京の実母の元で暮らす事に
15年後に母の跡を継ぎ「真田ウェルネス」の社長となる
宮崎大輝(松下洸平)
田舎が梨央と一緒
大学で陸上をやっていたが15年後東京で刑事になっている
加瀬賢一郎(井浦新)
真田グループの弁護士
頭脳明晰社長の梓から梨央の面倒を頼まれている
【麻宮家】
麻宮達夫(光石研)
梨央の父親バツイチで再婚するが二度目の妻とは死別
大学の陸上部の寮夫をやっている
心優しい父親
麻宮優(柊木陽太)
梨央の異母弟
事故に遭い記憶障害を持っている
興奮すると一部の記憶を失ってしまう
【真田家】
真田梓(薬師丸ひろ子)
梨央の実母
真田ホールディングスの社長
梨央が3歳の時に達夫と離婚している
真田政信(奥野瑛太)
梨央の兄梓が引き取りずっと東京にいる
梨央には冷たい「真田ビジネスサービス」の社長
渡辺康介(朝井大智)
大学院生陸上部員の寮生と友人で寮によく遊びに来ていた
ある日を境に行方不明になる
渡辺昭(酒向芳)
康介の父親
康介の行方不明となり梨央が何か知ってるのではと疑っている
山尾敦(津田健次郎)
警視庁捜査第一係長で大輝の上司
橘しおり(旧姓:松村栞)(田中みな実)
フリーのノンフィクションライター
真田グループの闇を追っている
後藤信介(及川光博)
「真田ウェルネス」の専務
梓の父からは後継者として認められていたが、梨央がやってきて社長の座を奪われる
「最愛」見どころ
切ないシーンが多かったです
刑事と容疑者
かつて思いを寄せていた人が刑事となって参考人の自分の前に現れるという奇跡のような再会です
当然、大輝は刑事なので仕事のために取り調べをしなければなりません
梨央が犯人なら大輝はどうするのか、そして梨央は本当に犯人なのか
上からの圧もあり、大輝も苦しい立場に追い込まれます
この辺りの攻防戦も面白いです
加瀬に惚れてしまう
企業のおかかえ弁護士という立場ですが、加瀬さんは梓も頼りにしているほどかなり優秀な人物のようです
それに加え、梨央や雄に見せる包み込むような優しさとか
最初は捜査のために梨央に付きまとう大輝を疎ましく思って跳ねのけたりしていましたが徐々にお互いを認め合ったりして大人の頼れる男性という感じ
梨央に対する思いとかもね、見ていて胸が痛くなります
梨央の兄弟愛
実兄の政信とは相性が悪いみたいですが、優への思いはまるで本物の姉弟以上
優の病気を間近に見てきて、ずっと病気を治してあげたいと思っていた梨央
東京に行ってもその気持ちは変わらず、社長になって新薬の開発に尽力を尽くします
その後も、梨央の優を想う気持ちは本物で、何度か泣けるシーンもありました