王女未央

華流ドラマ「王女未央」10話~12話・感想レビュー

第10話「民を救うために」

長楽に意見をしてますます叱雲柔から睨まれる李未央
そして李未央を庇った李常茹の立場も悪くなります
李敏峰は手柄を急ぐあまり不完全な救済策を実行して暴動が起きます

第10話の出来事

李未央が考えた案を長楽に盗まれましたが、李未央の救済策はまだ不完全でした
そのことを言おうとして指摘し叱雲柔の怒りを買います
李未央と李未央を庇った李常茹と二人は李家の掟に従い罰を受けます

李常茹は髪を切られ出家しろと言われました
しかし李未央が李常茹を庇い肩をハサミで刺されます
騒ぎを聞きつけた父親がなんとか止めに入り二人は助かりました
李未央も李常茹もお互いを恩人だと認めさらに仲を深めます

李敏峰は不完全なままの救済策を実行して民からの不満を買い暴動が起き大変な事態になりました
魏王の怒りを買い叱雲家の立場が悪くなります
ビビった長楽は李未央の案を盗んだことを母親に白状
母の叱雲柔は何とか李敏峰を助けようとしますが、この事態は収拾がつきません

とうとう父親が李未央に策を考えて李敏峰を助けるよう頼みますが、断固として断る李未央
そして李未央が魏王に会いに行き完全な救済策を披露したのでした

☆墓穴彫る李長楽と李敏峰

似た者兄妹です
李未央の侍女の紫煙に結婚をちらつかせて今度は兄が案を盗みました
さらに李未央が魏王に会いに行くと、自分たちもやってきて李未央が盗んだと騒ぎます

証拠として自分たちの案を記した紙の提出と、次女の紫煙に嘘の証言をさせました
紫煙が泣けるくらいおバカすぎて・・・結婚出来るわけないでしょ・・・

☆李常茹が健気

李未央の強い味方です
庇ったばかりに危険な目に遭いますが、自分の意見をキッパリ行ったときに拓跋余(南安王)と目が合います。

拓跋余(南安王)が自分を見てくれた、それだけで李常茹は幸せなようです。
もちろん李未央を大切に思っての行動なのですが、なんかいじらしくて可愛い

☆李未央がたくましくてカッコいい

長楽と李敏峰が邪魔をしに来ますが、元々は全て李未央が考えた案です。
奏状に書かれていない部分も李未央は何も見ずに披露します

まず魏王に責任があると言い出し、周り全員をギョッとさせます
しかし魏王は役人選任の責任は自分にあるとして、李未央の言う通り私服を肥やし横領をしていた役人に罰を与える判断をしました

さらに李未央は役人の評価基準の方法まで提案し周りを感心させます
さすが元王女!頭が良くて教養がありますね
それを聞いて実行する魏王もなかなかの度量だと思いました

第10話の感想

叱雲家の親子は論外として、李未央の父親嫌な奴だなあ
今まで娘を放置していたくせに、李敏峰の力になれとか無理に決まってる
叱雲一家も嫌いだけど、叱雲柔に付いてる侍女と、李未央の侍女の紫煙も嫌い

李常茹のお母さんは、娘二人が大事なんでしょうね
自分達を守るのに精いっぱいという感じ
ただ、娘の見ている前でその母親を叩くの酷すぎて・・・

今回、やたらと平手打ちするシーンが多くてちょっと嫌になりました
でも叩かれた方って大体我慢しているから、やはり少しでも立場が上だと強いんですね
次回では長楽と李敏峰が罰が与えられますように

第11話「逆転の勝利」

李未央の策は絶賛され早速魏王はこれを取り入れることにしました
嘘をついた李敏峰と長楽、次女の紫煙は罰せられることになります
しかし、李未央は自分の侍女である紫煙を庇います

第11話の出来事

魏王は李未央が気に入ったようで、李未央には安平県主、李未央の実母には三品淑人の称号が与えられました。
長楽より上の身分になったようです。
叱雲一家はさらに李未央を憎むことになります

李未央は薬酒の匂いから紫煙と李敏峰が通じている事を勘づき、先読みしていたのでした。
しかし、紫煙が李敏峰の子供を妊娠しているとは知らず、さすがに庇います

安平県主の称号授与に拓跋濬(高陽王)が李家に来ますが、避け続けます
宿で放って出て行ったから怒っているのかと思っていたのですが、ここまで避けられるとさすがに心が折れたようです
拓跋濬(高陽王)は李未央を諦める決心をします

魏王から褒美をもらった李未央は母親や李常茹や叔母の周雪梅などに分け与えます
そこで周雪梅にかくまわれている侍女の紫煙と対面する李未央

☆李未央のお父さん

この人がイマイチどういう人なのか読めない
あんまり好きじゃないけど、仕事は息子の李敏峰と違って出来るようです

拓跋余(南安王)はこの仕事ぶりに目を向けていたから李敏峰を利用していたんですね
家長なので家では一番エライはずなんですが、毎回叱雲柔の尻に敷かれてる感がすごい
母親との板挟みって感じ

一応は長楽を一番かわいがっていて皇妃にしたいと思っているようです

☆李未央のおばあさん

こちらは李未央を猫かわいがり
長楽ばかり贔屓する息子に苦言を呈します

さらに十分な地位にいるのだから魏に嫁がせて権力争いに巻き込まれるのは得策ではないと言い、長楽の嫁入りには消極的な考えのようです
さらに叱雲柔は夫を使って李未央が貰った褒美を横取りしようとしますが、これも説得して辞めさせました
おばあさんグッジョブです

第11話の感想

李敏徳の義母で李未央の叔母に当たる周雪梅は李未央の事をよく思ってそうです。
李敏徳と一緒で誠実だと褒めていました。
影は薄いけど李未央の力になってくれたら嬉しいです

李未央の母親にも称号が与えられて以前の陽の当たらない部屋から移されました
喜んでいたし、目立ち過ぎたからこれから慎重に行動しなさいと本当に李未央の事を想って言ってるようには見えたけど、娘ではないと勘づいていた件はどうなったんだろう?

今回は李敏峰と李長楽ザマアの展開だったので見ていてスカッとしました

第12話「復讐の序章」

李敏峰の側室になったが苛め抜かれて紫煙は亡くなりました
李未央は李敏峰に対して激しい怒りを感じます
そんな折、李家で李未央が安平県主になった祝いが開かれました

第12話の出来事

体中傷だらけの紫煙が墓地に捨てられているのを周雪梅が介抱したのでした
それも虚しく紫煙は亡くなってしまいます
側室になった紫煙を苛め抜き、お腹の子と共に殺し、清々したと言っている李敏峰

李家では李未央が称号を与えられたお祝いが開かれます
拓跋濬(高陽王)や拓跋余(南安王)もやってきて、李常茹はウキウキしています
李未央は祝いではなく、災害にあった民の為に祈りを捧げましょうと灯籠流しを計画します
ますます、李未央の評価は上がるばかりです

灯籠を流していると紫煙の遺体がどこかから流れてきます
李敏峰が侍女を身籠らせたこと、しかもイジメて殺害したことが皆にバレました
反省もせずにまた騒ぎを起こしたことで李敏峰は辺境の地に送られる事になりました
叱雲柔は何とかしようとしますが、どうにもなりません

拓跋余(南安王)は全て李未央の仕業と気づいており、面白い女性だと興味を持ちます
李敏峰は辺境地へ送られる途中で君桃が刺し殺しました

李敏峰が亡くなった事は李家に伝えられ嘆き悲しむ叱雲柔
李未央は亡くなった紫煙の為に居室で静かに祈りをささげていました

☆李敏峰がクズすぎて・・・

意外でしたが側室にしたんですね
自分の子を身籠った紫煙を叩くのも最低だけど、墓地に捨てるって・・・どんな人間なんだ

しかも命乞いするときに殺すなら叱雲南と母親をやれと母親に罪を着せるという
叱雲柔が完全に子育てに大失敗してるんですが。
しかも、自分がこんな事言われているとも知らずに、息子が亡くなって悲しんでいるのが滑稽です

☆李未央と拓跋濬(高陽王)

前回では李未央の冷たい態度に脈なしと見て諦める宣言をしていた拓跋濬(高陽王)ですが、やはり顔を見ると気持ちは抑えられないようです
李未央の隣に行く前に李長楽に話しかけられます

李長楽が「私に失望しましたか?」と言うけど、「いや、気にするな」的な事を言い、去り際に独り言で「最初から期待もしていない」
このシーンやたらと好き

第12話の感想

ちょっとエグイ展開とかあるんだけどメチャクチャ面白いです
個人的には李敏峰は辺境の地で苦役に付かされて苦しみながら死んでほしかったけど
それにしても君桃は強いんですね
李敏峰も一応武術とか仕込まれているだろうから結構強いみたいだったけど、君桃の方が上でした。

後、拓跋余(南安王)は李敏峰を採用したことで父親に怒られます
拓跋余(南安王)も権力に目がないようです
良く分からないけど、拓跋余(南安王)は弟だから身分が低い事になるんでしょうか?

自分の身分では李長楽は嫁に出来ないけど、後ろ盾のない李未央ならば・・・と考えていたのが謎でした。
魏王の血筋だから叱雲家よりうんと上の位だし、喜んで嫁に来そうだけど
顔はイマイチだけど剣を振る姿は様になってました。

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